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2005年08月25日

音律の歴史(ピタゴラス音律)

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┛┛┛ 大人でも遅くないかも!?     【第6号】 2005/08/25
┘┘┛     絶対音感で世界が変わる
┛┘┛
┛┘┛       
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   こんにちは。絶対音感評論家のmh1です。
 
 
   今回は、読者の方から頂いたメールの紹介からスタートします。
   (読みやすいように、改行位置を一部変更しています。
    また、今回の話題と、関連性の薄い質問は略させて頂きました。
    ごめんなさい。)
 
 
  -------ここから-------
    いつもメルマガを楽しく読ませて頂いております
 
    小生は66歳の男性で、音楽的素養は全くありませんが、子供
   の時から次のような疑問を懐いております
 
    絶対音感とはあまり関係ないかも知れませんが、よろしかった
   らメルマガ上でも結構ですがご回答頂ければと思います
 
   1.「1オクターブを12個に分割して、C, C#, D ・・・等に
     なっている」とのことですが、どうして12個に分割したの
     でしょうか
 
      ヨーロッパで近代音楽が確立された頃には、既に周波数を
      正確に測定するなんてことが出来たのでしょうか
 
   2.(略)
 
   3.C の次は C# なのに、E の次は E# ではなく F と命名されて
     いる理由は
 
   4.(略)
 
 
  -------ここまで-------
 
 
 
    メールを頂き、ありがとうございます(^^)。
 
    確かに、なぜ12音に分割しなければいけないのか?というのは、
   冷静に考えると疑問がありますね。
 
    例えば、スティーブバイというギタリストは1オクターブ16フレ
   ットのギター(1オクターブを16音に分割している)を弾いていた
   らしいです(どの曲かはわかりませんでした・・・。ご存じの方が
   いらしたら教えてください。)
 
    また、ベースでは1オクターブ100フレットのベースなんてのを
   作った人もいるくらいですから、12音にこだわる必要はないのか
   もしれません。
 
 
    でも、今の音楽は、間違いなく1オクターブを12音に分割した
   ものを基礎としています。なぜ、このような音律を使っているの
   か、というのは、音楽の歴史をひもといていくと、わかります。
   (たぶん)。
 
 
 
    そこで、今回からしばらくは、絶対音感からは、ややそれます
   が、「なぜ1オクターブは12音に分解されたのか」、という話題
   とそれに関連した「音律」についての話題を書いていきたいと思
   います。
 
 
 
    そして、最後にそれに絡めて「絶対音感を持つことで起きる
   不都合」の話をしていきたいと思います。
 
 
 
☆音楽(音律)の歴史
 
   1オクターブを分割するには色々な方法があります。
 
   1オクターブを12の音で分けても良いし、16の音で分けてもいいわけ
  です。また、12の音で分けるにしても、その12個の音の選び方も様々あ
  ります。
 
   このような、オクターブを分ける音の選び方(選んだ結果)を「音律」
  といいます。
 
   今のピアノで採用されている、1オクターブを12音で均等に分ける方法
  も「音律」の一つです(平均律と呼ばれます)。
 
 
 
   今回は、この「音律」の歴史というのを見ていきたいと思います。
 
 
 
 
   音律の歴史は、ピタゴラスの時代にまでさかのぼります。
 
   このころには、既に、次のような事実がわかっていました。
 
 
     「振動数比が整数になる2つの音の響きは綺麗」
 
 
 
 
   例えば、以下のような事実が知られていました。
 
     1.振動数比を1:2にすると1オクターブ上の音になる
        (523HzのCの音の1オクターブ上の音は1,046Hz。 )
 
 
     2.振動数比を2:3にすると、5度の音の関係になる
        (523HzのCの音に対して、綺麗に響くGの音は785Hz。
         この関係を純正5度といいます         )
 
 
     3.振動数比を3:4にすると、3度の音の関係になる
        (523HzのCの音に対して、綺麗に響くEの音は654Hz。
         この関係を純正3度といいます         )
 
 
    もっとも、当時は振動数の概念はなかった(と思うので)、実際には、
 
 
 
     ・耳で聞いて、3度とか5度とか1オクターブの音で、「うなり」
      がなくなる綺麗な音があるみたい
 
     ・弦の長さを半分  にすると1オクターブ上の音
           3分の2にすると5度    上の音
           4分の3にすると3度    上の音 になる
 
    といったようなレベルの事実が知られていたようです。
 
 
 
    そこで、この関係のうち、2番の「5度の音」の関係を使って音律を
   構成することが考えられました。
 
 
    具体的には、Cの音からスタートして、5度上の音をどんどん作って
   いったのです。そして、オクターブ上のCよりも高い音になってしまっ
   たら、その音を1オクターブ下げる、というのを繰り返していったので
   す。
 
 
     C  G  D  A  E  B  F# C# G# D# A# F  B#・・・
           *     *     *  *     *     *
 
     (*マークの部分で1オクターブ下げています)
 
 
 
    さて、ピタゴラスの時代には、この全ての音は使わず、
 
   「C G D A E B F#」までの7つの音のうち、「F#」の音を「F」に修正
   した、7つの音で音律を構成したようです。
 
    これを「ピタゴラス音律」と言います。
 
 
 
    特徴は、ほぼ全ての5度(+4度)の音が綺麗に響く、という点に
   あります。
 
 
    「ピタゴラス音律」は、グレゴリオ聖歌に採用(?)されて、長い
   期間使われていたようです。
 
 
   (続く)
 
 
 
☆で、メールに対する答えは?
 
 
   さて、ここまでの話で、メールの疑問に対する解答の一部が見えてき
  ました。まずは、なぜ「1オクターブを12の音で分けるのか」という疑
  問から見ていきます。
 
 
   もう一度、ピタゴラス音律の音程表を書きます。
 
     C  G  D  A  E  B  F# C# G# D# A# F  B# ・・・・
           *     *     *  *     *     *
 
 
 
   この「5度上の音を作る」操作を12回繰り返したB#と書いた部分が、
  実は、一番最初のCの音に非常に近い音程になっています。
 
     C  G  D  A  E  B  F# C# G# D# A# F  B#(≒C)
           *     *     *  *     *     *
 
 
   そこで、このCからFまでの12個の音程で1オクターブを分割しよう、と
  いう発想が起こり、これが現代の1オクターブ12分割の基礎となったよう
  です。
 
  (上のようにして作られた12音からなる音律も、現代ではピタゴラス音律
   と呼ぶようですね)
 
 
   また、C の次は C# なのに、E の次は E# ではなく F と命名されて
  いる理由は、「当初の」ピタゴラス音律が「C D E F G A B」という7つ
  の音から作られたから、ということのようです。
 
 
   そして、その後に、その7つの音以外の5つの音が付け足された、
  という歴史をたどったため、それ以外の音は「C#」とか「D#」等という
  ように、シャープ・フラット等を用いる表記になってしまったようです。
 
 
 
☆そういえば、音感を鍛える−練習問題3を掲載しました
 
   ホームページ(ブログ)に「音感を鍛える−練習問題3」を掲載
  しました。
 
   今回のテーマは「C,F,Gの和音の転回形を聴き比べる」です。
   興味のある方はチャレンジしてくださいね。
 
    http://onkan.exinfo.biz/exercise/exercise3.html
 
 
 
☆編集後記
 
   本文で書いたグレゴリア聖歌は、ピタゴラス音律による音律で聞くと、
  全然響きが違うそうです。
 
   私も、実際には聞いたことがないので、もし、インターネット上で、
  試聴できそうなものが置いてあったら教えていただけないでしょうか?
 
   お願いします。
 
 
   さて、私は睡眠時間が5時間くらいの日々が続くと頭が痛くなってき
  ます。
 
   仕事が忙しくなってきたので、どうしても仕事以外のことをする時間
  がとれなくなってきてしまうのですが、
 
   無理して、趣味に時間を割くと・・・頭が痛くなってしまいます。
 
 
 
   さて、リクエスト・ご感想は相変わらずお待ちしておりますので、ぜひ
  ぜひお寄せください。
  (リクエスト・ご感想をblogのほうに寄せて頂いてもOKです。)
 
   バックナンバーを掲載しているblogにも、ばんばんコメント・トラック
  バックをしてください。

投稿者 mh1 : 22:53 | コメント (0)

2005年08月21日

常磐線の電車の音はG Minor

先日、常磐線の電車に乗りました。

ぼーっと何も考えずに座席に座っていると、、、電車が発車しました。その時、耳にとびこんできた音は、

ソ ラ シ♭ ド レ ミ♭ ファ ソーーーーーーーーーーー

という音がなるのです。

また、しばらくぼーっとしていると、次の駅に入ります。その時、耳にとびこんできた音は、

ソ ファ ミ♭ レ ド シ♭ ラ ソーーーーーーーーーーー

発車時と全く逆です!!

しかし、なんで、この音なんでしょうか?

むかし、京浜急行線(又は都営浅草線)で聞いた電車の音は、

シ♭ ド レ ミ♭ ファ ソーーーーーーーーーーー

という音で、常磐線と共通の音程ですし。

なんかこの音程には意味があるんでしょうか?


投稿者 mh1 : 00:03 | コメント (0)

2005年08月19日

主要3和音の転回和音を聞き分ける

またまた、和音の聞き分けテストを作成しました。

今回のものは、主要3和音(T、W、X)の転回形を聞き分けてもらいたいと思います。

この3つの和音からなるカデンツァも比較的、調性がはっきりでるので、聞き分けやすいのではないかと思います。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

投稿者 mh1 : 23:07 | コメント (1)

携帯電話の機種変更をしました

先日、携帯電話の機種変更をしました。

変更前に使っていた携帯は、5年前に1円で買ったやつでした。

一応、カラー液晶がついていたし、インターネットを見る機能もありましたが(見たことないですが)、デジカメ機能は当然ありません。

もっとも、私は、携帯電話を電話と、家族とのメールにしか使わないので、機能としては充分すぎるくらいで、機種変更をする気は全くありませんでした。

ところが、5年も使っていると、電池のもちが悪くなってきて、充電も接触不良か何かで、携帯の機嫌がよくないとできません。

そこで、一念発起(?)して、携帯を変えることにしました。

店員さんには、「できるだけ安く、できるだけ機能がないもの」ということでお願いしたので、1,050円で機種変更ができましたが、それでもいろいろな機能がいろいろついていました。

テレビを見ることができたりしますし、デジカメも当然ついています(メガピクセルっていうやつです)。

その中で私が驚いたのが、着メロ作成機能です。

・・・普通じゃないか!、と思われるかも知れませんが、独自音色編集という機能を何気なく覗いてみると、「FM音源のオペレータのつなぎ方」なんていう画面が出てきます。

なんでも、FM音源のオペレータを4つまでつなげて、そのつなぎ方を何パターンから選べる・・・って、これ15年前くらいのパソコンの世界じゃないですか!

まさか、携帯電話でFM音源のオペレータのつなぎ方の指定画面が出てくるとは夢にも思いませんでした。

投稿者 mh1 : 00:08 | コメント (0)

2005年08月17日

ラベリング能力

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┛┛┛ 大人でも遅くないかも!?     【第5号】 2005/08/17
┘┘┛     絶対音感で世界が変わる
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   こんにちは。絶対音感評論家のmh1です。
 
 
   先週、花火大会に行ってきました。
 
   船に乗って見るプランを予約して行ったのですが、いざ、船に乗る
  段になって、いきなり、大雨が降ってきました。
 
   しかも、雷もゴロゴロピカピカ鳴りだして・・・
 
 
   でも、日頃の行いが良いせいか、花火大会が始まる前には、運良く
  雨もあがり、空を見上げれば大きな虹が出ていました。
 
 
 
 
 
 
   ところで、その虹の赤と橙の間をボーっと見て、ふと思いました。
 
   どこまでが赤色で、どこからが橙色でしょうか?
 
   当然、答えなんかありませんが、なんか気になりませんか?
 
 
 
   ということで、今日もいってみましょう!!
 
 
 
 
☆ラベリング能力を詳しく考える
 
   前回ご紹介した、ラベリング能力について、もう少し考えていきま
  す。
 
 
 
   ピアノ等の現代の楽器を用いて演奏をする時には、1オクターブを
  12に均等に分割した音程を用いて演奏を行います。
 
 
   つまり、1オクターブの中の音のうち12個の音しか使わないわけで
  す。
 
  (イメージ図)
   |C  C#  D   D#  E   F  F#  G   G#  A   A#  B   C|
                         ↑例えば、FとF#の間の音はピアノには存在
                           しない
 
 
 
 
   でも、元々、音の高さというのは無限に存在します。1オクターブの
  中にも無限の音があります。
 
 
   「普通の」絶対音感保持者のラベリング能力というのは、その無限の
  音を12個に区分する能力なのです。
 
 
   無限の音を12個に区分するので、どうしても無理がでます。
 
 
 
 
 
   例えば、 この音を聞いてみてください。
 
 
   なんの音に聞こえましたか?
   (特に絶対音感をお持ちの方はぜひチャレンジしてみてください)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    実は、この音はちょうど「ミ(E)とファ(F)の間」の音です。
 
   別の言い方をすると、
    ・Eの音の4分の1音上
    ・Fの音の4分の1音下
   の音ということになります。
 
 
    ちなみに、Eの音とFの音も録音していますので、聴き比べてくだ
   さい。
 
    Eの音    Fの音
 
 
 
 
 
    さて、このEとFの間の音を聞いた時の絶対音感保持者の感想は、
 
     「ミとファの間のよくわからない気持ち悪い音」
             ^^^^^^^
 
 
    というのが多いのではないかと思います。
 
   (「あ、これはFの4分の1音下ね」とか言える人っているんでしょう
     か?いらしたら教えてください・・)
 
 
 
    このイメージをわかって頂くために、ミとファの周りを拡大すると
   こんな感じになります。
 
 
 
   →→→→→→→→→→→→→音の高さ→→→→→→→→→→→→
        ミ        ○      ファ
        ↑        ↑       ↑
       本来のミ   今回鳴らした音  本来のファ
 
 
   パターン1
 
      | ミ |   分からない音   |ファ |
 
 
 
   パターン2
 
   |    ミ    |分からない音|   ファ     |
 
 
 
   パターン3
 
   |    ミ        |      ファ     |
 
 
 
   このように、
 
    ・「ミ」とか「ファ」とか認識する音の範囲は人により違います。
 
 
    ・また、「ミ」と「ファ」の間には「ミとファの間のよくわから
     ない音」という領域がある人もいます。
 
 
 
 
   音程に鋭敏な人は、ほんの少しの音程のずれにも敏感になります。
 
 
 
   だから、今回のような4分の1音もずれている音を聞いてしまうと、
  どのカテゴリーにもあてはまらない「よく分からない気持ち悪い音」と
  判断してしまうと思います。
 
 
 
 
   一方、これくらいのずれでも気にならない人もいるかもしれません。
 
   私の場合は、録音したEとFの間の音を聞くと、最初は違和感があるんで
  すが、そのうち、あまり違和感を感じなくなってしまったりします・・
 
 
 
 
   このように、一言で「ラベリング能力がある」といっても、実は、その
  音程への敏感さは人によって異なります。
 
 
 
 
   では、このように「絶対音感として」、音程に敏感なほうがいいのかど
  うか、、、、
 
 
 
   これは、賛否両論がありますので、今回は結論は書きません。
 
 
   皆さんはどう思いますか?
 
 
 
 
☆わざと音程をはずす技
 
 
   「ある音」と「ある音」の間の音。こんなの意識したことはありません
  でした。
 
 
   私が、こういう普通の音程ではない音を意識するきっかけになったのは、
  矢野顕子さんが歌う「恋は桃色」という曲を聴いたのがきっかけでした。
 
 
   私が、この曲を演奏することになり、音を取っていたのですが、メロディ
  の盛り上がりつつある部分で、矢野顕子さんの歌っている音程が何なのか、
  わからない部分があるんです。
 
 
 
   私はピアノを弾くだけで歌わないので、別になんの音でもいいのですが、
  気になって、そこだけ聞き込んでしまいました。
 
   で、よくよく聞いてみると、どうも「ファ」と「ファ#」の間の音を出し
  ているようなんですね。
 
 
 
   D Major のコードにF#のちょっと低い音なので、いわゆるブルーノート
  というやつなのかもしれません。
 
   そんな理屈は抜きにしても、耳で聞いて、とてもかっこいいと思わせる
  音です。
 
 
   もし、この部分をF#で歌ったら、、、Fで歌ったら、、、
 
   いずれにしても、ぴったりとはまりすぎて、逆にかっこよくないのかも
  しれないな、と思わせる歌です。
 
   機会があれば、聞いてみてください。
 
 
   こちらから試聴ができます(上で書いた部分がちょうど試聴できます)
 
 
   矢野顕子オフィシャルホームページ
    右側のDiscographyというのをクリックすると、「ピアノヤキコ」と
    いうアルバムに収録されている「恋は桃色」を聴くことができます。
 
 
 
   なお、「ピヤノアキコ」を購入したいよ、という方はこちらからどうぞ
   (Amazonのページへのリンクになっています)
 
 
 
 
☆編集後記
 
   昨日の地震はすごかったですね。
 
   ちょうど、このメルマガを書いていたところだったのですが、揺れが
  全然収まらなくてびっくりしてしまいました。
 
 
 
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投稿者 mh1 : 15:07 | コメント (0)

2005年08月15日

ミシェルカミロ(MichelCamilo)のおすすめCD−Thru My Eyes

私の好きなアーチストであるミシェルカミロの「Thru My Eyes」というCDの紹介です。

ミシェルカミロは、非常に派手なので、インストものが始めてというかたにもおすすめできるCDですので、初心者の方もぜひ、聞いてみてください。

さて、今回は「Thru My Eyes」というCDの紹介です。

このCDは、1997年に発売されたCDで、ジャズスタンダードをミシェルカミロが弾くとこんなんなっちゃいました、という感じ(?)のCDです。全体としては、ミッシェルカミロにしては、おとなしめの演奏ですが、随所にミッシェルカミロらしさが光っている、という感じのできで、私はとても大好きです。

私は、このCDのアレンジで始めて聞いた曲があって(A Night In Tunisia)、後で、元曲を聴いてびっくりしたことがあります。ひょっとしたら、元曲を最初に聴いてからこのCDを聞かないと変な先入観を持ってしまうことになるかもしれません(^^)。

ということで、私のおすすめの曲を紹介していきます。

なお、このCDはこちらから全曲試聴することが可能ですので、ぜひ聞いてみてください。

1曲目:Poinciana

出だしの「ターンタタットン」というドラムの音が妙に印象的な曲です。このCD以前のミッシェルカミロを知っている人が聞くと、頭から、「あれ!?」という感じになるかもしれません。上でも書きましたが、ミシェルカミロにしてはおとなしいです。とりあえず、ピアノをぶっ叩いていません(^^)。まあ、出だしだからこんなもんでしょうか。


3曲目:Watermelon Man

言わずと知れた、ハービーハンコックのWatermelon Manです。とくにミシェルカミロらしくもない普通のアレンジ(^^)ですが、やっぱり格好いいです。

ちなみに、この曲の出だしのところに日本語の歌詞をつけてみました(続きもあるんですが、恥ずかしいので書きません)。

「すいかすいかすいかーーー、すいかお、と、こ!」

・・・これでも十分恥ずかしいですが(^^)。一回意識すると、こうしか聞こえなくなりますよ。


4曲目:Night In Tunisia

数年前に、ライブで弾いたことがある曲で、印象に残っています。とにかくアレンジがおかしいです。上にも書いたとおり、この曲をこのCDで始めて聞いたので、後で、元曲を聴いたらびっくりしてしまいました。

なぜに、無意味にベースが細かく刻む!?なぜに、7拍子が混ざる!?なぜに、ワンコード(正確にはツーコード)ソロになる!?等々、アレンジにはつっこみどころ満載ですが、ベースがとても格好いいです。

もちろんピアノも格好良いです。


10曲目:Mambo Inn

この曲は、非常にいいです(Mantecaと並んで、このCDで一番いい曲だと思います)。今回のアレンジでは、裏で2-3クラーベが鳴っていて、ミシェルカミロワールドが広がります。

印象的なイントロが始まると、すぐに、全員でユニゾン!!そして、テーマが始まったら今度は、拍の全く分からないキメ!!・・・もうおなか一杯です(^^)。

・・といっている間に、ピアノソロが始まり、延々続きますが聞いていても飽きません。この曲でも、相変わらず、鍵盤をぶっ叩くことはなく、淡々とメロディアスなソロは続いていきます。そして、ドラムソロ!!間をあけずに全員ユニゾン!!と盛り上がったところで、テーマに戻る、という王道パターンではあるのですが、とにかく格好良いです。


12曲目:Manteca

ビッグバンドなどで、よく演奏されている「Manteca」をトリオでやっています。CDの中に同封されているライナーノーツでは「ミシェルカミロは一人でいろんな管楽器の音を出している・・」なんて書いてましたが、私もそう思います。本当にピアノだけで、様々な管楽器っぽい、きらびやかな音色を表現していて、さすがだな、と思わせます。

また、この曲のソロ部分はワンコードものなのですが、私のようなアドリブ下手からすると、ワンコードで、よくこれだけフレーズを作れるなー、と良い研究材料にもなっています。


ところで、blogは絶対音感blogなので、音取りの話題も書いておくと、この曲のピアノは音をとるのが非常に難しいです(少なくとも、私は)。コードをとるのは、そこそこ簡単なのですが、使われている音(内声)が汚い(?)ので、想像で音をあてるとはずれます(音をとってないじゃないか!とか言われそうですが)。そうはいっても、音が汚くて(いい意味ですよ。テンションが載っているというんでしょうか。)、私のレパートリーにはない音使いなので、和音を一音一音に分解して音を拾うしかないんですが、かなり難しいです。

このCDの詳しい情報はこちらからどうぞ。

また、ミシェルカミロの他のCDの詳しい情報を知りたい方は、ミシェルカミロのおすすめCDをどうぞ。

投稿者 mh1 : 23:14 | コメント (0)

2005年08月14日

ミシェルカミロ(MichelCamilo)のおすすめCD−SUNTAN

私の持っているCDのなかからおすすめのCDを紹介します。まずは、ミシェルカミロ(MichelCamilo)のSUNTANというCDです。

このCDとの出会いは、大学の時にサークルの先輩が「TOMBO IN 7/4」という曲のコピーをしていたのがはじまりでした。格好いいなぁーとだけ思っていたのですが、その先輩にも元曲が何かは聞きませんでした。

ところが、数年たったある日、たまたま、友人から「このCDいいよ」と言われて聞いたCDの中に、なんとその曲が入っていたのです。それから、聞き込みましたねぇー。

それ以来、このCDは私の必聴版になりました。


さて、このアルバムで演奏しているのは、下記のミュージシャンで、構成はピアノトリオとなっています(昔、このアルバムは「In Trio」という名前で売られていたくらいです)。

ピアノミッシェルカミロ(Michel Camilo)
ベースアンソニージャクソン(Anthony Jackson)
ドラムデイブウェックル(Dave Weckl)
ジョエルローゼンブラット(Joel Rosenblatt)


お気に入りの曲−TOMBO IN 7/4

なんといっても、私が一番気に入っているのは、2曲目の「TOMBO IN 7/4」という曲です。この曲は元々はアイアートモレイラ(Airto Moreira)が書いた曲(サッカーのワールドカップの時に頻繁にかかっていた曲です)、それを7拍子にアレンジした曲です。

7拍子というと、不自然な感じがするかもしれませんが、この曲に関しては非常に自然です。普通の4拍子(8拍子)よりも自然です。かえって、八分音符1個が少なくなっている分非常にスピーディなノリのいい曲になっています。こちらから試聴もできるので、ぜひ聴いてみてください。40秒目あたりまでは導入部分のピアノソロで、その後、イントロが始まります。そのスピード感は実際に聴いてみないとわかりません。一回聴けばやみつきになりますよ。

この曲中ではデイブウェックルのドラムソロが聴けます。7拍子のドラムソロは半端じゃないですよ。ドラマーも必聴です。




お気に入りの曲−(Used to be a) CHA-CHA


このCDの中で、次にお気に入りの曲は、。(Used to be a) CHA-CHAです。これは、もとはジャコパストリアス(Jaco Pastorius)の曲であったものをアレンジしてトリオで弾いている曲です。


オリジナルの曲は淡々と演奏されていくのですが、このCDでのアレンジでは、非常に勢いのある演奏になっています。半端じゃないです。これぞ、ミッシェルカミロ、といった感じの強烈なピアノ演奏を聴くことができます。中間部では、アンソニージャクソンのベースも、うなります。




このCDはピアニストに限らずベーシスト、ドラマーにとっても、非常におもしろいCDです。ぜひ、聴いてみてください。


投稿者 mh1 : 15:18 | コメント (0)

2005年08月12日

三味線のチューニング

このあいだ、寄席に行って来ました。

寄席に始めていったので、どういうものかよくわからなかったのですが、落語以外にもいろいろなものをやっていました。例えば、紙切りとか、漫才とか、、、

その中で、三味線の弾き語り(?)をやっていたのですが、残念ながら、あまりはっきりと歌の言葉を聞き取ることができなかったので、三味線の音に注目して聞いていました。

まずは、チューニングだな、と思ってみていると、どうやら三本の弦をD-A-Dというふうにチューニングして演奏をしているようです。

そういえば、私の頭のなかでも、三味線といえば、このチューニングだし、これがスタンダードなんだな、なんて思いながら聞いていました(もっとも、後でインターネットで調べてみたら、三味線のチューニングは相対的に決まっているだけのようで、一本目がDだったのはたまたまなようですが)。


ふむふむ、と思って見ていると、頻繁に2本目の弦のチューニングを変えている様子(チューニングを変えているのか、元の調子に戻しているのかは、聴き取れませんでした・・)。

と思っていると、普通の長唄から都々逸に変わったのですが、そのときに、2本目の弦のチューニングが明らかに変わりました。今度は、三本の弦をD-G-Dというふうにチューニングをしている・・

インターネットを見ても、都々逸とチューニングにどんな関係があるのかはわかりませんでしたが、なかなか興味深かったです。

投稿者 mh1 : 12:14 | コメント (0)

2005年08月10日

絶対音感って何?

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┛┛┛ 大人でも遅くないかも!?     【第4号】 2005/08/10
┘┘┛     絶対音感で世界が変わる
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   こんにちは。絶対音感評論家のmh1です。
 
 
    郵政国会はおもしろかったですね。
 
    私は、たまたま休みをとっていたので、国会中継をずっと眺めてい
   ました。
 
    てっきり私は自民党の分裂は、民主党を国会に誘い出すための戦術
   だと思っていたのですが(^^)、見事に裏切られました。
 
   本気で分裂していたんですねぇ。
 
    いや、でも、実は、これも、民主党を追い落とすための戦術の一環
   で、選挙後に仲直りするかもしれません(^^)。
 
 
 
 
    それはさておき、今回は、そんな休みの日に、読者の方から頂いた
   メールをご紹介します。
 
 
 
   ------ここから------
 
    最近ひょんな事で出会って、結構ハマっている、
    ゆるゆるのサイト「@niftyデイリーポータルZ」っつーのがあるの
    ですが、
    ここの下の方に「ちしきの金曜日」7/29日 まちの音階を調べると
    いう記事があります。
    ライターが、絶対音感を持った方といっしょに、
    街にある音を聞いて、楽譜にしちゃうという企画で、
    その楽譜の記譜の仕方にかなり笑いを誘われます。
 
     (ちょっと省略・・・)
 
    全体的に、デイリーポータルZは、トリビアちっくな事を、
    おかしく紹介してくれるページなので、他の気になる記事もぜひ楽
    しむといいですよ。
 
   ------ここまで------
 
 
    このデイリーポータルの特集記事は、こちらからどうぞ
       http://portal.nifty.com/special05/07/29/
 
 
    このページは本当にゆるくて、私のテンション(?)にもぴったりで
   した。ご紹介頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m。
 
 
    さて、私はこの特集記事を見て思ったことは
 
     ・救急車の音
     ・踏切の音
     ・信号機の「パッポー!!」という音
 
 
    が、全国共通なんだなー、ということ。
    少なくとも、私の記憶に残っている音とは一緒でした。
 
 
    皆さんも、ぜひご覧になってください。面白いですよ。
 
 
 
 
☆絶対音感って何?
 
   さて、前号までで長い長い自己紹介も終わったので、いよいよ、本編
  に入ります。
 
   まず最初に、「絶対音感」という言葉の意味を考えてみたいと思いま
  す。というのは、絶対音感という言葉は人により使われ方が様々なので、
  まずは、その指す意味を明確にしておいたほうがいいからです。
 
 
   さて、私が思う絶対音感の能力には、大きく分けて2種類あります。
 
   この2つに優劣もないですし、身に付ける順序(最初に書いた能力が
  ないと、次の能力は絶対手に入らない)もありません(たぶん)。
 
 
 
 
 ◎12音にラベリングができる能力
 
    これが一番イメージしやすい絶対音感の能力でしょうか。
 
 
 
    ある音が鳴った時に、その音が「ドレミファソラシド」のどの音に
   該当するかがわかります。
 
    これは視覚に例えると、目に入ってきた色が「赤橙黄緑青藍紫」の
   どの色に対応するかがわかるようなものでしょうか。
   (ちなみに、私は、藍と紫の区別があまりつきません・・・)
 
 
 
 
 ◎基準音を正確に聞き分ける能力
 
    演奏する際には、Aの音を440Hzにしてチューニングすることが多い
   のですが、このAの音のことをここでは「基準音」といいます。
 
 
 
    絶対音感を持っている人というときに、
 
     「この基準音の高さを完璧に覚えている人」
 
    というのを指すことがあります。
 
 
 
    こういう人に、ちょっとずれたAの音を弾いて聞かせると、
 
     「・・・ずれてるよ(怒)」とか、
 
     「・・・気持ち悪りーよ(怒怒)」
 
    等という反応をされます。
 
 
    これも、視覚に例えてみると、微妙な色味に非常に敏感で、同じ赤
   でも、本当の真っ赤な色だけを「赤」というふうにわかる能力です。
   (たぶん、この人の中では良くも悪くも「赤」の範囲が非常に狭いんだ
    と思います・・)
 
 
 
☆絶対音感があるからといって望みの音は出せない
 
   ここからは、上の能力のうちで1のラベリング能力を持っている、とい
  う前提で話をしてきます。
 
 
   さて、今度は、上に書いたラベリング能力さえあれば、
 
    ・自分が聞いた音を楽譜に書くことができるか?
 
    ・あるいは、自分が聞いた音をそのまま楽器で弾くことができるか?
 
   というのを考えてみたいと思います。
 
 
 
 
   どう思いますか?
 
 
 
 
 
 
 
   たぶん、答えは両方とも「いいえ」だと思います。
 
 
 
   ラベリング能力を持っていたとしても、こんどは、それを実際に
  「表現する」能力がないとだめなのです。
 
 
   よく考えてみるとあたりまえで、例えば、自分が一度も見たことも弾い
  たことがない楽器を渡されて、
 
   「いまから鳴らす音と同じ音を弾け!!」
 
  ・・・と言われても、困っちゃいますよね?
 
 
 
   同じように、楽譜を書けない人に「いまから鳴らす音を譜面に書け!!」
  といわれても困っちゃいますよね?
 
 
 
   このように絶対音感とは別に「楽器をどう弾くとどんな音が出るのか」
  「楽譜ではどう書くとどの音を表すのか」を学ばないといけません。
 
 
 
 
   ちなみに、私の場合はピアノだと、音と鍵盤の関係はかなり染みついて
  いますが、ベースになると、あんまりわかりません。
 
   楽譜は書くのも読むのも苦手です・・・
 
 
 
 
☆(番外編)楽器と、街の音・自然界の音
 
    ラベリング能力と関連して、楽器の音と、街の音・自然界の音につい
   て考えてみたいと思います。
 
 
    街で鳴っている音を音取りできる、という話をすると、すごいなぁー
   と思われるかもしれませんが、楽器の音が聴き取れれば、街の音を聞き
   取ることも難しくはありません。
 
 
 
    楽器を含め世の中の音は全て、音程を持っています。
 
    鍵盤楽器・管楽器等の場合には、特定の音程の音だけを取り出して鳴
   らすように作られているので、音程感は非常にはっきりしていますね。
 
 
 
 
    自然界の音は、「人工的にある音程を意識して取り出す」、という作
   業がされていないので、ややあいまいになる傾向にはありますが、元々、
   特定の音程が強く鳴るような音ならば、楽器とそんなに違いはありませ
   ん。
 
    基本的には、同じ周期で動くもの、からは音程感のある音が出るので、
   モーターとかからは音程感のある音がでることが多いです。
 
 
 
    ただ、全ての音が音程を持っているとはいっても、いろいろな音程が
   混ざり合うと、その音程感が消えてしまいます。
 
    例えば、シンバルの音は、様々な音程が混ざりすぎているため、結果
   として、どの音程かわからなくなってしまっています。
   (色に例えると、「赤橙黄緑青藍紫」が全て混ざった黒という感じで
    しょうか)
 
    このように打楽器は全般的に音程が聞き取りずらいです。
 
    自然界の音でもいわゆるノイズと呼ばれる不規則な音は音程感がなく、
   音程は聞き取りづらいです。
 
 
 
 
    こういう観点からいくと、最初にご紹介したデイリーポータルの中に
   出てくる救急車の音・踏切の音・信号機の音、は人工的に作っている電
   子音で、音程感が楽器並にあるため、音程を聞き取る、という意味では、
   楽器と変わりなく聞き取ることができます。
 
    絶対音感のない方も楽器を持っていって、同時に鳴らせば、たぶん音
   程を聴き取れると思います。
 
 
 
    一方、床にコインを落とした時の音は、いわゆるノイズの部類に入る
   音になると思います。
 
    そのため、全体として高めの音か低めの音か、というのはわかっても
   (色に例えると、どれくらい濃いグレーか、という感じでしょうか?)、
   その音程自体はわからないと思います。
 
 
 
 
   ちなみに、、、
 
    私は、デイリーポータルの今回紹介した記事の中にある「絶対音感テ
   スト」5問のうちで、「落としたコインは合わせて何円?」というのだ
   けはわかりませんでした。
 
    聞き分けるコツをご存じの方がいらしたら、ぜひコツを教えてください。
 
 
 
 
 
    、、、と書いていて思ったのですが、
 
    自分にとって、音程がわからない音が「ノイズ」なんでしょうか?
 
    「コインの音程感もわかるよ」、という人もいるのかな・・
 
 
 
 
☆編集後記
 
   最近、久しぶりにソナチネを弾いています。初見の練習にはなかなか
  いいです。もっとも、弾いたフレーズが合ってるのか合ってないのかは
  わかりません。
 
 
   今になって弾いてみると、ソナチネの曲は、フレーズがとてもわざと
  らしい(^^)のが、気になります。
 
 
   例えば、こんな感じです。
   (早く聞かないと、データがweb上から消えてしまうかもしれません)
 
   録音されている一番最後のフレーズがものすごくわざとらしいです。
     http://onkan.exinfo.biz/cgi-bin/dl.cgi?wav/sonatine12.wav
 
 
 
 
   フュージョンに例える(?)とカシオペアの野呂一生(Gt)くらいわざ
  とらしいです。
 
   ポップスだと氷川きよしくらいでしょうか(ファンの方、怒らないで
  くださいね)。
 
 
 
 
   ということで(?)、メールを頂ければ必ず返事はお出ししますので、
  ぜひリクエスト・ご感想をお寄せください。
  (リクエスト・ご感想をblogのほうに寄せて頂いてもOKです。)
 
 
   バックナンバーを掲載しているblogにも、ばんばんコメント・トラック
  バックをしてください。
 
 
 
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投稿者 mh1 : 22:28 | コメント (0)

2005年08月04日

大人のための聴音レッスン

─────────────────────────────────#
┛┛┛ 大人でも遅くないかも!?     【第3号】 2005/08/04
┘┘┛     絶対音感で世界が変わる
┛┘┛
┛┘┛       
─────────────────────────────────♯
 
   こんにちは。絶対音感評論家のmh1です。
 
   最近、多重録音にはまりだしつつあります。
 
   家の電子ピアノでは、2パートまで録音ができるんですが、それを
  使って、一人で連弾をするようなイメージでしょうか。
 
   ちょっと暗いですか?
 
   この間は「バッハの3声のインベンション」を1声づつ録音してみ
  ました。2本の手で3声を同時に弾くのに比べると、ものすごく綺麗
  です(^^)。
 
 
   ・・てなことを、友だちに話したら一言
 
 
 
 
   「3声のインベンションを弾く意味ないじゃん。」
 
 
 
 
 
   ・・・確かに。
 
 
   それでは、よろしくお願いします。
 
 
 
 
☆まだまだ自己紹介
 
   前回は、自己紹介といいつつ大学時代の入り口までしか来ませんでした
  ので、引き続き自己紹介を続けます。
 
 
   大学自体は音大ではない、普通の大学に進み、軽音楽サークルに顔を出
  して、ベースをずっと弾いてました。
 
   よく弾いた曲は、
 
    ・T−Square
    ・カシオペア
    ・ジャコパストリアスの曲(前回参照)
    ・ミシェルカミロの曲
 
   等々、いわゆる「フュージョン」といわれるジャンルの曲が中心でした
  が、ポップスからジャズまで幅広い曲に手を出していました。
 
 
 
   そんなこんなで、学生時代も終わると、音楽業界には全くかかわらず、
  普通に就職して、今に至ります。
 
 
   ということで、今も単なる会社員をしつつ、趣味で音楽を弾いている
  感じですね。
 
 
 
 
☆私の耳コピ歴
 
   さて、絶対音感といえば、当然(?)耳コピの話をしておかないといけ
  ません(^^)。
 
   ※耳コピ:楽譜を見ずに、曲を聴いて音をとること
 
 
 
   実は、私は大学に入るまで、意識して耳コピをしたことは数えるほど
  しかありません。
 
   今、覚えているのは、
 
    ・ドラクエのテーマ
      (はやりましたねー)
 
    ・ファイナルファンタジーのテーマ
      (出だしのC9thのコードが印象的ですねー)
 
 
   等というゲーム関係しかありません。
 
 
 
 
   ところが、大学に入ると状況は一変します。
 
   ご存じの方も多いかもしれませんが、ジャズ・フュージョンの曲は、
  譜面があまり、きちんとしていません。
 
   譜面があってもコード譜だけ、とか、「完全採譜」といっておきながら
  間違えていたりとか、それはもう、ひどいものです。
 
   四分音符一個分楽譜がずれている、なんてものもありました(^^)。
 
 
   ということで、弾きたい曲があれば、自力で採るしかない、という状況
  に追い込まれ、ばんばん音取りをすることになりました。
 
 
 
   その中で、私が一番音取りに時間を要した曲(音取り完了済みのものに
  限る)はこのアルバムの2曲目「ActualProof」という曲です。
 
   ハービーハンコック 「洪水」
 
   ベースの音を取るだけでなんと1年!!
 
 
 
   ちなみに、現在、音取り進行中のもので最長記録は、5年間かけても、
  まだ音が取れない、この曲です。
 
   小曽根真 「WIZARD OF OZONE」
        の7曲目「ワイルド・グース・チェイス」
 
 
 
 
 
☆和音を聴き比べて音感を鍛えよう−解説(?)編
 
   さて、前回は、「ドミソ」の和音と「シレソ」の和音の聞き分けに挑戦
  してもらいました。
 
   今回は、「ドファラ」の和音も聞き分けよう、ということで、練習問題
  を1個追加しましたので、そちらも合わせて試してみてください。
 
 
   「和音聞き分け」のURLはこちら
 
     練習問題1:ドミソとシレソ
 
     練習問題2:ドミソ、ドファラとシレソ
 
 
 
 
   さて、私なんかが受けたレッスンだと、基本的には、とにかく音を鳴ら
  して、鳴った和音が何かを答える、というものでした。
 
   要は「体で覚えろ!!」というスタンスです。
 
 
 
   でも、大人向けだと、これでは、ちょっとつらいと思うので、簡単な
  音楽理論を絡めて見ていきたいと思います。
 
 
 
☆大人のための聴音レッスン
 
   「ドミソの和音」、「シレソの和音」
   これを聞いて、どんな印象を持つでしょうか?
 
 
   一般的には
     「ドミソ」:一番安定した和音
     「シレソ」:不安定な和音
 
   と言われています。
 
   (本当は、シレファソと「ファ」の音をいれるともっと不安定になり
    ます)
 
 
    「ドミソ」−「シレソ」−「ドミソ」というふうに和音を聞いてい
   くと、「シレソ」の部分でなんとなく、落ち着かない気分がしません
   か?
 
 
 
    このように、音を聞き分けるときに、ただ音を聞くだけではなく、
   「和音としてのイメージ・響き」に着目して聞くと、ただ音を聞くより
   も、聞き分ける能力があがるはずです。
 
    ぜひ、試してみてください。
 
 
 
 
    ちなみに、この進行をC-G-Cのカデンツァと言います。よく儀式とか
   で全員で礼をするときに鳴る音と一緒ですね。
 
 
 
☆和音のイメージ:和音を和音としてとらえる
 
 
   ところで、音を聞き分けられる方も、そうでない方も、この
 
    「和音としてのイメージ」
 
   を持つのは結構重要だと思います。
 
 
 
    (絶対)音感がないよ、という方の場合には、まずは、この
   「和音のイメージ」をつかむことが重要です。
 
 
    上でも書きましたが、この和音のイメージをつかむことで、
   和音が聞き取りやすくなると思います。
 
 
 
 
   また、絶対音感を持っている方についても、往々にして、
 
 
    「ドミソの和音」→「ド」+「ミ」+「ソ」
 
 
    というふうに単音の集まりとして感じていて、和音としての響きを
   感じていない場合があるのではないでしょうか?
 
    少なくとも、私はそうでした(まだ、直ってないかも・・)。
 
 
    ただ、この「和音としての響き」を感じていないと、あくまで、私
   の独断ですが音楽としての魅力が半減してしまう気がします(あくま
   で、私の独断ですが)。
 
 
    それに、移調する場合などにも、ここがネックになってしまってい
   るのかな、と最近思い始めています。
 
 
 
 
    ということで、今回「余裕で聴き取れたよ」という方も、ぜひ、和
   音としての響きを感じた上で、聞いてほしいと思います。
 
 
 
☆編集後記
 
   今の多重録音の課題曲はT−Squareの「宝島」です。
 
   実は、かつて、この曲をドラム、ベース、ピアノを全部自分で弾いて
  重ね取りしたことがあり、それを思い出して、録音してみました。
 
 
   まず、ベースパートを録音して、自分の録音した音を聞いてみたので
  すが、ずれまくってて気持ち悪かったです(悲)
 
 
 
 
   メールを頂ければ必ず返事はお出ししますので、ぜひリクエストをお
  寄せください。
  (リクエストはblogのほうにして頂いてもOKです。)
 
 
   また、バックナンバーを掲載しているblogにも、ばんばんコメント・
  トラックバックをしてください。
 
 
 
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  への返信でも、私に届きます。
 
    ----------------------------------------------------------------
     なお、メールで頂いた内容については、無断で、メルマガに取り上
    げさせて頂く可能性があります。その場合には、実名等のプライバシー
    に関わる項目は伏せさせて頂きます。
 
     実名可の場合(宣伝等を兼ねてむしろ実名のほうがいい場合)や、
    匿名であってもメルマガで取り上げてほしくない場合には、その旨付記
    してください。
 
     ・・とはいいつつ、今のところは基本的には掲載前には了解を頂いて
     います(^^)。
    ----------------------------------------------------------------

投稿者 mh1 : 15:54 | コメント (0)

2005年08月02日

音程のずれ(?)を楽しむ(純正律編)

今の音楽は基本的には、平均律を中心に構成されています。

でも、いろいろな本を読んでいると、どうも、それが全てではないらしい、ということがわかり、今、いろいろ試しています。

まずは、純正律。
確かに綺麗なのかもしれないですが、平均律に慣れすぎてしまっているせいか、気持ち悪く感じるときもあります。

さらに、これは、家の電子ピアノの問題ですが、基準音をCの純正律に設定すると、なぜかCの音がうわずってしまう・・・

なぜなんだろう、とちょっと探ってみると、どうも、「440HzのA」の音を基準にして、音律の調整を行っているようです。というのは、Aの音は純正律でも平均律でも一緒の音になっているからです。

ということで、純正律に設定+基準周波数をやや下げて、平均律のCの音を基準にした、純正律のチューニングにして、いろいろな曲を弾いてみるのですが、、、


気持ち悪い!!


純正律は曲を弾くには不向きなのかもしれません。
もし、これをお読みの方で、純正律に合う曲をご存じの方がいらしたら教えてください。

投稿者 mh1 : 09:49 | コメント (0)

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