音律とは、1オクターブの中での音程の並べる方法をいいます。
音律の例としては、平均律・純正律・ピタゴラス律・ヴェルクマイスター律 といったものがありますが、現代においては、ほとんどの場合、平均律が使われています。
上記の音律は、1オクターブの中に12個の音(ドレミファソラシドとそれらの半音5つ)を使って、音律としています。
上記の音律で何が違うのかというと、12個の音の音の間隔が微妙に異なっています。でも、その微妙な違いが、音律ごとの独特の響きを作っています。
音律は、必ずしも12個の音を使わなければいけないわけでもありません。
例えば、いわゆる日本の伝統的な音律は「ドレミソラ」の5つの音(いわゆる四七抜き)を使って音楽を作りますし 琉球音律は主に「ドミファソシ」という5つの音を使って音楽を作ります。
ですから、たとえば、「ファ」の音の正しい高さは何か?と聞かれたら、どの音律の「ファ」の音か、もっというと、どういう状況で出てくる「ファ」の音か、というのがわからないと答えられないですし、そもそも、人により感覚はそれぞれなので、答えがあるのかどうかも定かではないのです。