現代のピタゴラス律とは、古典的なピタゴラス律と同じように、純正5度上の音をどんどん作っていくことで12個の音を作った音律をいいます。
具体的には、「ド→ソ→レ→ラ→ミ→シ→ファ#→ド#→ソ#→レ#→ラ#→ファ→シ#(≒ド)」というように純正5度上の音を12回作っていきます。すると、12回目に元のドの音と非常に近い音ができます。
そこで、こうやってできた12音を使って、1オクターブを12個に分割した音律をピタゴラス音律といいます。
ちなみに上記の純正5度上の音を12回作ってできた音(シ#とでもいうべき音)と、ドの音の周波数差のことを「ピタゴラスコンマ」と呼ぶのですが、これが、逆に音楽に深みを与えています